さんじゅうろうの覚え書き

不治の中二病を患っている中年男『さんじゅうろう』の他愛のない覚え書きです。10年後には立派な黒歴史になっているかもれしない。

【競馬】『2017・GⅠ安田記念の予想 -難解レースに挑む-』

2017年6月4日、東京競馬場で行われる第67回『安田記念』今年は実力伯仲の混戦レースになりそうな予感がします。とにかく抜けた1頭がいない、でもそれは別にレベルが低いわけでも無い、今回18頭フルゲートなんですけど、それこそ18番人気が来てしまっても不思議じゃないレース……のような気がします。

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安田記念出走表

第67回安田記念  2017年6月4日(日)

東京競馬場 11R 左回り 芝 1600m

3歳以上サラオープン(国際)(指定)(定量)

出走フルゲート18頭  発走15:40

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 という事で、香港馬2頭を加えたフルゲート18頭での競走。

人馬ともに注目を集める1頭

イスラボニータ、2014年の皐月賞馬であり、ダービー2着馬、昨年の安田記念は5着だが以後、重賞競走で3回連続の2着、前走のマイラーズCで惜敗に終止符を打ち、安田記念に参戦。

何よりも鞍上のルメール騎手はもしここで勝利すれば4週連続のG1勝利となり、JRA新記録がかかっている1戦になる、人馬ともに注目株である。

 

あと続くのは超実績馬

ステファノスどちらかと言うとマイラーと言うより中距離メインの馬なのだが、天皇賞・秋3着や前走、G1に昇格した大阪杯に置いてもキタサンブラックに続いての2着。実力は折り紙付きである

マイルの競走自体は2014年の富士ステークスの1着以来、今回は大外枠とちょっと心配な面が多いのも確かなのだが、発売が開始したばかりの前売りでは3.0倍で1番人気になっている。

 

今年の初めに賑わったスピネル2頭にも注目したい

今年の初頭からの3戦同じローテ-ション(京都金杯・東京新聞杯・マイラーズC)でやって来たエアスピネルとブラックスピネルの2頭にも注目、京都金杯ではエアスピネル、東京新聞杯ではブラックスピネルとこの2頭は正直甲乙つけがたく、今回もどちらが先着してもおかしくない上にどちらも馬券圏内を狙える器でもある。

今回は東京ということで、東京新聞杯で勝利したブラックスピネルに少々分がある気がするが……それも本当に結果を見なければわからないと言った感じ、2頭とも前走のマイラーズCではイズラボニータに破れているのだが、巻き返しは充分に考えられるのだ。

謎のベールに包まれすぎのグレーターロンドン

実はこの馬が1番怖い。蹄葉炎と言う競走馬にとっては命に関わる爪の病気を患っており、現在5歳なのだが、まだ7戦しか戦っていない。しかしその競走成績は7戦6勝の2着1回と言うもので芝の1600mでは無敗。重賞は初挑戦だが、2走前の節分S(1月29日東京1600m)ではその翌週に行われた東京新聞杯(2月5日東京1600m)の勝ちタイム1:34.9よりも良い1:33.6で勝利している。この事から考えてもかなりの素質を感じる。

後方一気が持ち味で後ろからごぼう抜きにするレースも圧巻で今回、ロゴタイプが逃げてスローになると言われているレース、直線の瞬発力勝負になる状況でこの末脚は凄い武器になるような気がするが……。やはり不安は体調面で前走東風Sもキッチリ勝利を収めた後に爪に加えてソエの状態も悪くなり、本来であれば重賞を1回使う所を回避、今回の安田記念直行である。今回の安田記念においてもギリギリまでその出走について調教師とオーナーが協議して決めたと言うことである。

『状態のいい時しか使わない』と大事にされてきた馬が今回出走すると考えると、もしかしたらかなり状態が良いのかもしれない。確かにG1どころか重賞も初挑戦で、その辺りの経験、競馬場の雰囲気に飲まれるなんて事もあるのかもしれないが、予想する際も最後まで悩ませる1頭である事には間違いないみたいである。

 

今回特に注目しているのはこの5頭である。

この5頭から2頭の軸を選び出して、そこから3連複で10点流し________これが今回の私の馬券になります。

 

今週の馬券!

先程チョット触れた様に今回は『3連複10点勝負』。人気がきっと分かれると思うので、それで充分に勝負になると思います。

 

軸を2頭決めるのが物凄く難航しましたが、先ほどようやく決定。

まず1頭は

イスラボニータ

やはり実績と鞍上への期待がこの馬を選ぶ決め手になりました。東京コースの適性も充分ありますし、大崩れしないもの魅力。但し過去のデータからマイラーズC勝ち馬は安田の勝利が無いと言うデータがあり、そこだけが若干不安だが、そのデータも馬券圏内の入着と考えればかなり安心なものになります。馬券は3連複、とにかく3着以内に入着すればと考えるとやはりこの馬が安心できる、

 

グレーターロンドン

正直安心出来ない、けど潜在能力は間違いなく歴代マイラーの名馬級だと私は判断した。

当日の馬体重が物凄く気になる1頭で、そこまで確認しなければ不安は残るのだが、オーナー・厩舎サイドが行けると思っての出走である。

そこはもう信じるしか無いと思います。

登録馬表をみて1週間、ここまで悩んだ馬はなかなかいないのですが、ここまで悩まされたからには最後まで見届けたいと思ってしまい軸馬2頭のもう1頭に選びました。

 

この2頭の軸固定で3連複10点行きます。

そして選ばれた10頭はこちらです。

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(3連複のオッズは4日01:23分現在の物を参考にしています)

※6月4日1:23 表のオッズを追加しました

 

・とにかく頭にチラついた馬は全部入れてあります。香港2頭は分からなすぎて外そうと思いましたが、ここで来られたら今まで予想が全部ダメになると思い、入れる方向に特にビューティーオンリーは不気味です。

これを選んだ時点では人気とか全然気にせずに選んでいて、とにかく頭に引っかかった馬は全部入れの状態。『あ~最初は入れてたんだけどなぁ…』と言う後悔の芽を潰しました。

それなら総流しでも良いんじゃない?とも思いますが、私の馬券はどうやっても最高10点。

100円で買ったら1000円、1000円で買ったら1万円、1万円で買ったら10万円とキリの良い点数で買うことをポリシーにしていますので、総流しは無い選択です。

18頭から6頭外すのも結構、今回は悩みましたので今回はかなりの難解レースです。

難解なレースというのはとかく本命サイドでも配当が予想以上に美味しかったりしますので、手広く考えて、それでも際限なしではない、程々のところで考えてみました。

『単勝で買ってたけど、連複にすればもっと…』

『連複で買ったけど、連単にすれば…もっと』

馬券の悪魔の囁きは際限が無いです。何処かで歯止めを掛けるもの大事な話。

もし、実際に連単の方が配当が大きいとしても、結果的にはその後もそうやって高い方、高い方に釣られて損をしていくと考えたら、券種のレベルを1個落としてでも確実に勝利を選ぶのが大事だと思います。

勝負事では負け癖が付くのが一番怖い。どんな形でも勝ちを意識する事だと思います。

 

それでは今週も頑張りましょう!!