さんじゅうろうの覚え書き

不治の中二病を患っている中年男『さんじゅうろう』の他愛のない覚え書きです。10年後には立派な黒歴史になっているかもれしない。

【審査通過】Googleアドセンス審査と私との1ヶ月の物語

「ブログで収益を!」と願うブロガー達にとって、最も効果的だと言われている、アフェリエイト方式の一つであるGoogleアドセンス

収益を得ようとしているブロガーが一度は必ず意識すると言っても過言では無いが、初心者ブロガーにとってその敷居は高く、Googleなどで『ブログ  アドセンス 審査 落ちる』と検索すると多数のアドバイス記事を見かける。

今回はアドセンス広告を掲載されるに至るまで、審査に落ちること7回(一次審査6回、二次審査1回)の私の1ヶ月に渡るアドセンス審査を振りかえる事とします。

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(ちなみにこの記事を書いているこの時点で8回目の挑戦中、一次は通過したので、現在は広告コードを貼って待機中。そして、何故か脳内で往年のドラマ、スクールウォーズの主題歌が再生される)

アドセンス導入のきっかけと動機

8月14日にスタートしたこのブログも同月の26日に『はてなブログPro』にアップグレードした。アップグレードした大きな理由はやはり『Googleアドセンス』によって広告を掲載し、ブログを収益化出来たら良いなぁ、という理由だった。

収益化と言っても、それでも生活しようとかキャンピングカー生活をしようとか、そこまで規模のデカい事を考えている訳ではない。(少なくとも今のところは…w)

はてなブログProの料金の足しにしたり、より良いサイト作りの為のネタを探すための費用にしたり、願わくば現在の10年以上使っている酷使しすぎて色々とやばくなってる自作PCからオシャレなリンゴのマークの入ったノートPCに買い替えて、入ったことの無いスタバでブイブイ言わせてみたいとか、比較的に細やかな夢である。(今考えるとそれも大層な話かと…)

我が家も裕福な訳ではないので、そのような事に対する費用を『可能な限り、家庭から持ち出したくない』と言う理由と、『コンテンツで得たお金をコンテンツに還元してどこまで行くことが出来るか?』と言う挑戦の意味もありました。

 

審査の道のり

初回審査

以前は可能だったと言われるはてなの無料ブログでのアドセンス設置も、現在において無料では審査前に弾かれてしまう、実質的には不可能の状態である。

8月26日にはてなproにアップグレードし、お名前.comでドメインを取得。

独自ドメインでのブログ運用が始まり、それを機にアドセンスの申請を行う。

ブログ開設から13日目、記事投稿数が10でそれも1000文字を超えるように書いて来た。

それから一週間後の9月2日。このブログで言うと丁度、前日に『君の名は。』を映画館で鑑賞し、その感想を書こうと悪戦苦闘していた時だ。

結果は______審査不通過。

理由は『不十分なコンテンツ』とそのメールに書かれてあった。

 【参考画像】

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2回目審査

「不十分なコンテンツ?」確かに10では不足だったのかもしれない。でも、最初の申請から既に一週間、あの時の自分では無いし、毎日と言うわけでは無いものの、記事は13にまで増え、現在書いている記事で14記事目だ。コレなら大丈夫なはずだと、審査不合格を受けたその直後に更に再審査を申し込む。不合格を確認した20秒後には再審査を申し込む暴挙。

 

要は『前回審査時から自分は更に記事を増やしたんだ、どこからが十分でどこからが不十分なんだ』と言う気持ちだったんだろう。

せめて今書いている記事だけでも完成させて公開後に申し込むとかすれば良いのに…と今の自分なら当時の自分にアドバイスしたと思う。

 審査の結果はかなり早かった。

翌日の9月3日には昨日と同様のメールが帰ってきたのだ。

_________審査は不通過で理由は『不十分なコンテンツ』

 

3回目審査

流石に2回目に落ちた時点で、2回目での行動はいささか早計ではなかったのか?と考えて、もう一度複数のアドセンス対策のブログを複数に渡って読み漁り、自分で検証をした。

多くのアドセンス対策のブログには……

『更新は審査期間中は毎日、記事は10程度で文字数は平均で1000文字前後、画像は貼らずにテキストオンリーの物を、外部のリンクは貼らない、他のアフェリエイトの併用は避けて、連絡先や免責事項があるとなおよし』

と、言うアドバイスがあり、その要件と自分のその時のブログを見比べて見た。

・更新  (☓)毎日では無く、記事が間に合わずに1日開くことがある。

・記事数(◯)10はとうに超えている。

・文字数(◯)平均1000文字は少ないくらいで、倍以上のの文字数の記事を書いている。

・テキストのみ(◯)正直、見栄えに自信が無かったが、この時点では守っていた。

・外部リンクは貼らない(☓)この時点で、2箇所ほどの外部リンクを貼っている。

・連作先および免責(☓)連絡先も免責もましてやプライバシーポリシーも未掲載。

・他のアフィリエイト(◯)この時点で既にAmazonアフィリエイトアカウントは所持していたが、アドセンスに受かるまでは……と封印していた。

 

主立っては以上の項目を検証して現状と比べてみたのだが、更新はどうにもならない。いや、日にちを操作して毎日更新してるように見せる事は出来るのだが、それをやっては意味が無く、これで例えアドセンスに通ったとしても、意味が無い。駆け出しブロガーである私は一記事、一記事をアピールして誰かに見てもらわなければ行けないからだ。

リンクについてもそうである。参考にさせて頂いた敬意と感謝の念を込めてリンクを貼らせて頂いたののに、『自分の都合』で何の非も無いリンクを外す事など出来るはずもない。

仮にこれらの項目が駄目というならば、アドセンスを諦めても良いと思っていた。

しかし、連絡先や免責事項などは掲載が可能なので、そこに着手することにした。

・お問い合わせフォームの設置

・免責事項の掲載。(プライバシーポリシーについてはアドセンスが通過すると同時に掲載すると注釈をいれる)

そして次回の審査の申請をした。

9月5日には早々と審査の結果が出る。________不通過。『不十分なコンテンツ』

 

4回目審査から6回目審査まで

正直なところ、この時点で完全に迷走していた。更に『誰かが通った審査の成功例』のブログを確認している内に、そのブログによって書いてある内容が違うことに戸惑っていた。

一方は画像ダメ。一方は画像は可能。それと同じく各要項でこちらのサイトではダメだと書いてあるが、あちらのサイトでは問題なしと書いてある。

日記系は8月の改定で難しくなったと書いてあるブログもなどもある。

それぞれのサイトで主張が違うのは、それが主観で書かれている成功例で、実際にそれで審査をクリアしたきたものである以上、『それが正解』であるのは間違いないのだが、逆を言えば、『すべて違う』とも考えられるのだ。

そんな状況のなかで、少々迷走をしていたのだが、そこである事を思い出す。

アドセンスは提供するのはあくまでもGoogle

以前にもGoogleのポリシーを一見したが、明確な答えを示すものでは無く、あくまでもヒントという形で掲載してある為に、それより明確にアドバイスをしてくれるブログに頼っていたが、ここでもう一度Googleの言わんとしてることを理解する必要があるのではないか?……と。

そこで4回目の審査前に一度、Googleのプライバシーポリシーを再確認する事にした。

YouTubeにこんな動画が上がっている事を知った。

【参考動画・他にもシリーズ動画有】


違反例とポリシー対応方法- これであなたもポリシーマスター

これに限らず、幾つかの『コレであなたもポリシーマスター』関連の動画が存在していることを知った私は、それらを食い入るように見た。

文章で読むよりも分かりやすく頭に入ってくる。

動画自体は結構以前のものなのだが、基本的な部分に変わりは無いと思った。

これらの動画をしっかり観て、アドセンス審査のヒントの中にある『意味を読み取る』事で今まで見えていなかった部分が見えてきたように感じた。

例えば『画像について』ページの大半を画像が占めていて、尚且つその画層の意味を示すような文章がなければ意味をなさないですよね。新聞だって画像だけで記事が無ければ『なんのこっちゃ?』と言うことになってしまいます。『画像の内容がしっかりと分かる記事』が求められているはずなのだが、拡大解釈によってそれがいつしか『画像を貼ってはいけない』と解釈が拡がりすぎていったと考えられます。

リンクにしたってそうです。『リンクを貼る上でリンク先を精査して貼りなさいよ、リンク先の更にリンク先に公序良俗を損なう様なサイトとかありませんか?』という事で、何の問題も無いリンク先は普通に貼っても良いのです。

要するに宣伝を目的に広告主様はお金を出すので、それを阻害するようなものがあってはいけないのです。別に広告にすべて合わせるような記事で無いとしても、最低、公序良俗に反する事は控えて欲しいと言う意味から考えると、自ずと見えてくるはずです。

動画内で良く、『ファミリーセーフ』という言葉が出てきます。家族で閲覧しても問題の無いようなサイト作りを求められていると考えれば分かりやすいと思います。

それと同時に読みやすく、わかりやすいブログを作成していく事で『ブログを読んでくれる皆様の立場になり』利便性を高める事も意識するべきだと、言われているような気がしました。

 

私はこれらの再確認で『劇的に』とは言えないものの、少しづつ意識が変わっていったのを覚えています。

それは記事にも徐々に表れて来ており、冒頭に目次を配置して、段落を意識したりするようになりました。

雑談をメインに書く記事の傍らで自分の視点からみた役立ちそうな情報にも意識するようにもなってきました。

5月6日~5月17日までの11日間、その間に3回審査に落ちていますが、「なんで落ちた」から「きっと何かが足りない」と言う意識に変わって行き、審査には落ちながらも確実に前に進んでいる気がしました。

 

7回目の審査で変化が…

意識は変わりつつあったが、未だ審査に通らないでいた私の目にとあるブログが目に止まった。

kenko-san.hateblo.jp

私はこのブログの記事の中のある部分に着目した。

 以下がその引用部分、

追記(2016年5月25日) その後、問題のサイトで「トップページだけいつまでたってもGoogleにインデックス登録されない」というトラブルが起こり、原因を調べたところ.htaccessファイルの記述ミスが原因だとわかった。もしかするとAdSenseに受からなかったのも、単にクローラーが巡回できなかっただけかもしれない。確かにGoogleから届いた審査不承認のメールにも「AdSense の担当者による審査とクローラによる解析で…」とあるので、クローラーが通らなかったら減点なのは間違いなさそうだ。

Google AdSense審査の怪(意外な合格基準?) - かくてもあられけるよ

 「なるほどね…そんな事もあるのか」と思い、それも一つの可能性だと考え私は早速このブログで言及されていた『Search Console』を導入。

それとは別に分析をもっと細かくしようと考えていて、これを機に『Google アナリティクス』も導入した。、

 そして7回目の審査に挑んだ。9月25日、気がつけば最初の審査依頼より約一ヶ月が経っていた。

____________結果は一次審査通過だった。

【参考画像】

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やはりSearchConsoleが?……いやいや、それも偶然かもしれない。

最初の申込みから1ヶ月と言う区切りを考えたら、その期間が作用したかもしれないのだが、それも仮定の話であり、正確なところはわからない。とにかく一次は通過したのだ。

 

準備を整えその時を待ったが…

案内にあるように広告コードを取得して、サイトに貼り付ける。空白の白い広告スペースが現れる。メールは更に次の段階を告げる。

【参考画像】

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私はあと少しだ…と言う期待に胸を膨らませその特を待っていた。そして結果が……。

【参考画像】

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 …結果は二次審査不合格。スペシャリストさんが確認したところ、条件が満たされていないと言う結果だった。詳細な不合格の理由もわからないそのメールを見ながら、流石に心が沈んでしまったが…。

『きっと何かが足りなかったんだ』

そう思い直すと同時に更にブログをを見直して、更に利便性を考え直そう、まだ、このブログには足りない所があるんだ……と、カスタマイズを始めた。

 

カスタマイズを終えて、再度申請をする8回目の申請だ。それと同時に私はその時に行ったカスタマイズについての記事を書いた。

 

 

www.sanjyurow.top

 この記事を書きながら、自分は考えていた。「良い物さえ作れば、いつかは認められるさ」と。

審査に通るために色々と調べるもの良いかもしれない。でも、それはあくまでひとつのアドバイスでしかない。

実際にこれから自分でブログを運営していくなら『自分で意識して自分で考えていかないといけない』と思っていた。多分、1回目の審査に落ちた時にはそんな事は思いもしなかったろう。この1ヶ月で自分はそんな事を考えれるようになった。

この事を通じて、自分はいつの間にか学ばされていた事に気がついた。

 

穏やかな気持ちで記事を公開して、一息入れる。

ふとメールを確認すると、一通の新着メールが来ていたので確認すると……。

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………あれ?

 

 

アドセンス・ラビリンス

私は二次審査に落ちたはずである。しかしそれから1日も経たないウチに『広告配信が始まりました』と言うメールが来た。一応、8回目の審査に出しているので、アドセンスのステータスも確認したのだが、やはり審査中である。

 

結局自分は審査に落ちたのか?それとも通っているのか?今まで見たことの無いサイト運営者IDなるものも表示されている。(参考画像では黒塗りしてあります)

 

 何が何だかわからなかったので、とりあえずこのメールに返信をしてみた。

不通過だったメールと時期を同じくして、広告が配信されていると言うメールが届いたが、これは実際のところどちらが正確なのか?

そんな趣旨のメールを出したのだが、よくよく考えたらこのようなメールへの返信には対応仕切れないので、本来は『個別の回答はお答えしかねます』の部類なのでは無いか?と。

 

どちらにしろ、通っていたとしても、現状では広告コードを貼ることも出来ないし、待つしか無い状況である。一週間も待てば8回目の審査結果が出るし、そこまで気長に記事でも書いてゆっくり待てばいいか……と思っていた。 (既に仙人の域に達していた)

 

実際、その返信メールに対する回答はなかったが、まるで空気を察したかのように対応は早かった。

翌日には8回目の審査通過のメールが届いたのだ。

そして改めて広告コードを設置する。前回の設置時は『ここに配置しようかな?いやいや…こっちのほうが良いなぁ』と何回も貼り直していたので、そこが行けなかったのかもしれないので、今回はバシッとサイドバーとタイトル下に設置して、そこから動かさないで置こうと思った。

そしてこの記事を書き始める。丁度、このブログで言うところの『3回目の審査』あたりを書いている時あたりでこのようなメールが届いた。

【参考画像】

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そして現在、私のブログには広告が掲載されるようになった。

一次審査に通ったと言うメールが来たのが25日ですから、たった4日で事態は急変した事になる。

なにはともあれこうして1ヶ月に渡るアドセンス審査は終了した……ということで良いのかな?

半信半疑な気分である。

 

あとがき

『結局、アドセンス通過の解答は何処を参考にすれば良いのか?』

そう考えた時に明確な答えはなかなか出てこない。考察や通過した人の体験を読んで、参考になったが、それはあくまで参考であって答えでは無い。

 

このブログに書かれた記事もそうです。これはあくまで自分の経験に基づく事実を語ったのもで正確な解答では無いと思います。

 

Googleが答えをぼやかすから憶測が飛び回り今や『都市伝説』レベルじゃないか?……と言う話も聞いたりします。

でも、果たしてそうでしょうか?そこにこそ、Googleが意図する答えが隠されているのでは?と私は思います。

『意識する』こと、それを自分で考えさせて、自分で見つけていく事こそ、Googleが意図する事などはないでしょうか?

 

私はこのブログを通じて通過テクニックを伝授することは出来ません。

でも、たったひとつだけ言えることがあります。

それは『自分のブログは自分だけのものなので、答えは自分で見つけていくしかない』ということです。

いろいろ自分で意識して調べて、意識しながらアドセンス通過のヒントは読み解いていく。自分が正しければ承認が降りるし、違えばきっと、どこかが違うのでしょう。

それを繰り返して、自分でその壁を乗り越えてこそ、そこに意味が生まれるような気がします。

それにアドセンスに通っても、PVが無ければ収益化なんて夢のまた夢。その為には常に学ぶという意識を切らしたら行けないと思います。

 

アドセンスに通ったからと言って、それが終着駅では無いですよね?むしろこれからが本番です。

そんな思いで、さらに良いコンテンツを作っていこうと考える次第でございます。