さんじゅうろうの覚え書き

不治の中二病を患っている中年男『さんじゅうろう』の他愛のない覚え書きです。10年後には立派な黒歴史になっているかもれしない。

【所蔵品】ちょっとだけ懐かしいゲームソフトを紹介してみた【DC・PS】

最近、巷では『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』などが発売され「懐かしい」と言う事で中々の評判になっています。

ファミコンあたりになると私も懐かしさがこみ上げてきますが、コレが初代PlayStationとかDreamcastなどになってくると未だに昨日のことの様に思えてしまいますが、皆さんはどうですか?

でも、結構な時間が過ぎていいるんですよね、実際は。

そこで今回は私が所有しているDreamcastのソフトとPlayStationソフトのソフトのほんの一部を交えて紹介したいと思います。

懐かしい?私が所有しているDreamcastソフト編

=Dreamcastとは…=

SEGAが発売した最後のゲームハード。

Dreamcastの発売が1998年の11月27日。そして、生産中止を発表したのが2001年1月31日である。広告宣伝費に130億投じ、宣伝プロデューサーとして秋元康氏を招きいた。

CMキャラクターには当時、専務だった湯川栄一氏を起用した『湯川専務シリーズ』は捨て身の勢いで、まさにハードメーカーSEGAとしての最後の戦いであり、SEGA会長大川功氏の最後の戦いでもあった。

大川会長はDreamcast生産中止を発表した2001年の3月16日に74歳で逝去。

その後は本体の大幅な値下げなどを行いながら販売を続け、2007年に最後のソフトを発売して終焉を迎える事になる。

サクラ大戦シリーズ

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サクラ大戦1と2は先代セガサターンからリメイク。サクラ大戦3の発売を前にした2000年5月25日(1)と2000年9月21日(2)にそれぞれ発売されている。

そして翌年2001年の3月22日に新シリーズとなるサクラ大戦3が発売。舞台を日本からフランスに変更し登場人物も主人公・大神一郎以外、一新。前シリーズまでの根強いファンからは懸念の声も聞かれたが、そんな言葉を吹き飛ばすかの様に3は名作として多くのファンの支持を得ることになる。3のオープニングアニメーションで度肝を抜かれた人も多い事と思います。

未だにこのOPアニメはファンのみならず語り草になっています。

そしてDreamcastの製造中止を受け、本来あった4作目の構想を変更して今までのシリーズの締めくくりをする為に制作された『サクラ大戦4』が2002年3月に発売。

これは主人公・大神一郎のシリーズの集大成であり、前作までの『TVアニメを意識した作り』では無く『劇場版』の様な装いのもので、一部ファンから『ストーリー短い』などの酷評もあったが、キャラクター総出演の豪華さはピカイチ。4のエンディング、私はとても胸が熱くなった思い出がありますが、多分…多くの方が同じ想いだったと私は思っています。

後にPlayStation2でサクラ大戦1と3はリメイク。新作として『サクラ大戦V』が発売されますが、やはり私の中ではこのDreamcast版が1番だったと思います。

 

シェンムー・一章ー横須賀ー

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1999年に発売されたこの作品は当時では破格の70億円と言う制作費が投じられる。その事からDreamcast同様、当時のSEGAの捨て身の攻めの姿勢が垣間見れる。

このゲーム、厳密には章仕立てのアドベンチャーゲームだが、当時3Dによるオープンワールド感を初めてユーザーに意識させてくれた作品でもある。グランド・セフト・オートⅢなどに影響を与えたとも言われている。

この一章では主人公が故郷の横須賀を離れるところまでが描かれている。毎日家政婦のよねさんから500円のお小遣いを貰う所、駄菓子屋の前で一心不乱にガチャガチャを回したり、時間の経過によってキッチリと門限を守る主人公・芭月涼の行動は印象的。

フォークリフトのレースには熱くなった。

当時、2ちゃんねるの本スレにヒロインの原崎望のコテハンを名乗る輩が現れたりしていたが、それが私の弟だと言うのはここだけの秘密だ。

勿論、2も持っていたが以前の職場で借りパクされる。

2は舞台は香港。私の嫁はなぜか「あたいの名前はジョイ」というセリフにハマる。

訳がわからないが、私自身も「おとしだまいかかですか~」と言う呼び込みにハマったので他人の事は言えない。

コンビニのお姉ちゃんがいかにも主人公に好意を抱いているのに、最後まで話しが噛み合わなかったもの印象的だが、こんな事ばかり話しても、このゲームを知らない人には何の事だかわからないだろうと思う。

あの2のラストでモヤモヤさせられ、かれこれ15年以上の月日が流れてしまったが、ようやく『3』が来年の年末にリリース予定と聞く。

願わくば、記憶が曖昧になりつつあるこの中年の為に1と2もリメイクして欲しいと願う。

 

いわゆるインターネットの為の扉、ドリームパスポート

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モデムが標準で搭載されているDreamcast。 『Dreamcastは10年早すぎた』と言う評価はまんざら嘘でもない。

これは簡単に言うとインターネット回線に入る為のブラウザの様なソフト。

まだ、世の中は『テレホタイム』(NTTのテレホーダイと言う23時~8:00の深夜帯が定額になるサービスが適用されている時間帯)とかが普通で、ISDNやADSLなどの常時接続の敷居がまだ高かった。しかしオンラインで対人戦が出来る、コミュニケーションが取れると言うのは画期的で、

23時まで我慢して、23時になったらネットに接続して深夜ネットを楽しんで翌日眠い目をこすりながら仕事に向かうものが続出した。

ADSLなど常時定額接続の敷居が下ってきたのはは2001年あたりからですので、10年とは言わず後3年遅くDreamcastが発売していれば、もしかしたら違う未来があったのかもしれないと思うと少々残念でもあります。

 

セガと言えば蒼い音速ハリネズミ

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Dreamcast版のソニックが発売されたのは1998年12月23日のソニックアドベンチャーから。

Dreamcast発売から一ヶ月後の事である。

3D表現のソニックが縦横無尽に暴れ回るアクションゲームです。

このソニックからキャラクターに声優が採用され、ソニックの声は金丸淳一さんが担当。

3Dになった事で奥行きのあるスピード感が体験できて、当時『ヒゲの配管工よりねずみ』推しだった私はとても嬉しかった。

上は2001年6月23日に発売された『ソニックアドベンチャー2』である。

これは発売日の23日とその翌日のみ発売されたという限定版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ バースデイパック』である。

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箱の中はこんな感じでゲームソフトの他にサントラCDとソニックの歴史を掲載したブックレット、そして10周年記念のメダルが同梱されいてる。

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メダルはこんな感じです。

ソニックアドベンチャー2ではシャドウとルージュが初登場しました。

前作のソニックアドベンチャー1を超える爽快感があるアクション・アドベンチャーゲームでした。

この時点で10年と言うことはソニックも2016年で25歳か……ちょっとゾッとするな。

メガドライブで第一作が発売した頃、普通にSHOPでソニック売ってたからなぁ。

 

リズムゲームが苦手でもスペースチャンネル5

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リズム感に乏しかったのか?記憶力が無かったのか?あるいは両方なのか?

未来のテレビ局スペースチャンネル5の新人レポーター『うらら』と謎のモロ星人とのリズムバトルによる攻防を楽しめる音ゲー、スペースチャンネル5。

私は最初、このゲームを遊びながらあるゲームを思い出していた。

そのゲームの名前は『サイモン』

f:id:moge1967:20161208010306j:plain(参考画像:Wikipediaより)

4色の光と音が流れる順番を記憶して、コンピューターに続いて順番通りに押していくゲームである。1970年代後半に発売され、大ヒットしたゲームである。開発者はテレビゲームの祖と言われているラルフ・ベア氏。

スペースチャンネル5もモロ星人の動きを記憶して主人公・うららを操作していく。

サイモンとちょっと違うのはあくまでリズミカルに操作を行うと言う事で、記憶力+リズム感が要求されるゲームとなっている。

私が最も苦手をされるジャンルなのだ。しかし私はスペースチャンネル5の世界観がとても好きで、なんとかクリアしようと必死にプレイしていた。

しかしテレビゲームというものはナマモノである。

次に興味の沸いたゲームに飛びついてしまい、途中でこのゲームは投げ出してしまった。

 

しかし、最近とある動画サイトで見た『スペースチャンネル5 パート2』の動画を観て再び興味が再燃。(続編ではなんとあの『歌わない声優』として知られる石田彰さんが歌ってい

折しも『スペースチャンネル5 パート2』がPSPlusのフリーゲーム対象になっていた事もあり、再びプレイを再開する。

しかし、やはり難しい。3面あたりで大きく躓いてしまう。

なかなか巧くは行かないものだ。

今回、このネタをやろうと思い、DCソフトを整理していたときに出てきたこの一枚。

また、そんな私の気持ちを再燃させている。

 

 イチオタクとして買わずにはいられなかった こみっくパーティー

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こみっくパーティー(通称:コミパ)はもともと18禁ゲームの人気ブランドである『Leaf』(株式会社アクアプラス)が1999年に発売した18禁PCゲームである。

そのコンシューマー向け一般ゲームとして移植されたのが本作。

同人誌即売会を舞台とした、恋愛ゲームでオタク要素の強いものになっている。

PC版発売時に寝る間も惜しんで攻略したゲームなので、Dreamcastへの移植が発表された時は『うーん、気にるけど今更なぁ…』という気持ちで購入には些か消極的だった。(PC版にあったいわゆる『そういうシーン』も無いしなぁ…)

しかし、発売日がドンドン近づくに連れて徐々に変更されたシステムや追加のキャラクター(御影すばる・パッケージのキャラ)が気になり始めて、発売日の2001年8月9日。ふと我に帰ったら自宅でこのソフトを握りしめていた。

まぁ、2年も開くと新鮮な気持ちでプレイでしましたよ。

主人公の友人、九品仏大志がいいキャラなんですよね。

OPの『君のままで』はアニメ版でも使われていましたね。個人的にはPC版の「As time goes by」も好きです。

ちなみに押しキャラは長谷部 彩でした。

 

ここからは他機種のちょっと異色なゲームを紹介

Dreamcastのゲームで現時点で所有しているソフトはどちらかと言うと王道路線。(王道と言うならあのソフトはどうした?と言われるかもしれませんが、結構売っちゃったんです。)

プレステのソフトはかなり色々なモノを売らずに所有しているので、その中からちょっと異色だったり、個人的に気に入っているモノを紹介しようと思います。

変わり種ゲームと言えば…とりあえずこの2本

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『とんでもクライシス!』(PlayStation)は、ある平凡な家族を主人公にしたミニゲーム集。設定がとにかく『とんでもない』。

私ね、背中をかくゲームで、あそこまで熱中した記憶は無いです。

ドット単位で『背中の痒いところを当てる』とか発想が凄すぎますよ。

 

『鈴木爆発』(PlayStation)は別名『加藤の嫁』と言われるゲームですね。極楽とんぼの加藤浩次さんの奥さんでもある小沢凛さんが出ているゲームとしても有名ですが、爆弾を解除すると言うテーマとシュールな映像。そして意外と熱中出来るバランスは中々の名作です。

この2つのソフトは今遊んでも充分に楽しめると思います。どちらともダウンロードの販売が無いソフトですので、中古屋で見つけたら即ゲットですよ。

 西原理恵子と麻雀が好きならコレです

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西原理恵子の麻雀鳥頭紀行(PlayStation)

麻雀を知らなくても代打ちシステムで遊べる麻雀ゲームだけど、麻雀部分は至ってガチ。

麻雀以外にも育成ゲームの要素、リズムゲームの要素、レースの要素、そして本格的なカジノの遊び『大小』などミニゲームも満載で詰め込めるものは何でも詰め込んだという感じの一応麻雀ゲーム。

オープニングムービ―に関しては、当時にしてはかなり力が入っていて、3Dで描かれたサイバラさんと鴨ちゃんのダンスシーン(いま見ると切ないわ)はまるで『FF8』のダンスシーンの様で……というか完全に丸パクリで(笑)

ストーリーモードでは全国各地を渡り歩き、名古屋では高須クリニック院長の高須克弥氏こと『克っちゃん』が待ち構えています。登場時のSEはあの『♪高須クリニック♪』の音源をそのまま使用していて笑える。

とにかくやれることは全部やりましたと言う気合に満ち溢れた異色作です。

サイバラさんのファンなら是非持っておきたい一本。

1500円の廉価版も発売された事があり、中古屋で見つけてもそんなに大きな出費にはならないと思います。

 

今でも普通に遊んでいるナムコアンソロジー 1

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PlayStationで発売されたナムコのゲーム集と言えば、アーケードゲームの名作を収録した『ナムコミュージアム』がありますが家庭用の名作ゲームを集めたものが『ナムコアンソロジー』になります。

この『ナムコアンソロジー』に収録されているゲームが私のツボをつく。

『バベルの塔』『スターラスター』『レッスルボール』『覇王の大陸』のオリジナル版とアレンジ版を収録。

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特に『スターラスター』と『レッスルボール』が私のツボでした。

スターラスターはファミコンソフトがオリジナルでとにかく妄想力が全開になる立体型シューティングゲーム。コンバットモードで勝手に設定を妄想し、裏技で機体の色をデザインし『俺専用機』を設定し、宇宙空間を縦横無尽に飛び回る。最後に階級が出るのですがいつも『ミジンコ』でした。それが、アレンジモードを搭載して更に3D感を増して登場となれば食いつきますよ。

あとオリジナルはメガドライブのソフトだった『レッスルボール』アメフトと格闘技をミックスした未来のスポーツ『レッスルボール』と言う設定のスポーツゲーム。

これは指の感覚が無くなるまで遊んだ記憶があります。

『未来にこんなスポーツがあったら良いのになぁ』といつも思いながらプレイしていました。

それがアレンジモードを収録してチーム数も増えて登場なんて……贅沢過ぎるソフトです。

他も光栄は敷居が高いけど、ライトに遊べる三国志シミュレーション『覇王の大陸』

ちょっとした暇つぶしには最適なアクションパズルゲーム『バベルの塔』などハズレを感じさせないラインナップです。

今でも目につくとついつい遊んでしまう名作ゲーム集です。

 

競艇にハマる以前からなぜか持ってた『マクル6』

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あの『ダービースタリオン』のパリティビットの競艇ゲームと言うことで、評判も上々だった為に購入。

これを購入した当初は競艇とかあまり知らなかったのですが、このゲームの影響か?モンキーターンにハマったのか?18頭立ての競馬に疲れてしまったのか?2005年あたりから私は競艇にどハマりシてしまいました。

公営ギャンブルもののゲームは競馬を除くと意外に数えるほどしかゲーム化されておらず、このゲームも競艇ゲームとしては貴重な一本。

他に発売されている競艇ゲームと比べると圧倒的にゲームバランスが優れていて、操作もし易いです。

続編は出ておらず、私が続編を期待している一本でもあります。

そろそろオンラインで楽しめる競艇ゲームが出ても良い頃かと私は思っているのですが……。

このソフト、今ではどうか知りませんがちょっと前まで結構なプレミア価格がついていました。

 

実機に近い本格的なソフト『パワーショベルに乗ろう!』

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これはD3パブリッシャーが出していた『SIMPLE1500』シリーズのTHEパワーショベルというソフトですが、中身はタイトーが発売した『パワーショベルに乗ろう!』です。

ゲームセンターからの移植でコンシューマー用に色々なモードが付け加えられています。

実はこのゲーム。意外にシミュレーターとしても優秀で、2本のアナログスティックとLRボタンを使用する感覚が実際の実際のパワーショベルに大変似ています。

バケット操作とアームの操作感も絶妙で、これからパワーショベルを使った仕事をしたいと思う人には良いイメージトレーンングになると思います。KOMATSUの機体の操作方法とほぼ同じです。(ヤマハはまた違う場合がありますからね)

私、一応以前の仕事の関係で講習受けていまして、実際に乗っていた時期もありますので、なんとなく分かるんですよ。

手に職をつけたい人には向いているかもしれません。バケットでなかなか砂が思うようにすくえない感覚とか、あるある感が楽しめます。

 

あとがき

今回は私が所有しているちょっと懐かしいゲームソフトの一部を紹介させてもらいました。

ゲームはまだまだ持っているのですが、このペースで紹介していたら時間がいくらあっても足りませんので、ここで一旦お開きにさせて頂こうと思います。

また、折を見てこのようなゲームの紹介をさせてもらうと思います。

でも、つい先日買ったばかりだと思っていたゲームソフトも今やちょっと懐かしいゲームの部類に入っていて、時の流れを感じずにはいられません。

まぁ、何かしら購入するものには想い出が刻み込まれるものですから、時には整理をしてみるのも良いかもしれませんね。

ちなみに…掃除がてらこれらのゲームを発掘した私でありますが、今の部屋の状態はこれらのゲームソフトで散らかり放題になってしまい。掃除していたのか、散らかしていたのかよくわからない惨状になっています。

困ったものです。