【競馬/競艇】2017年有馬記念と賞金王決定戦を予想【12月24日クリスマス・イブ】
さて、街はクリスマス・イブで賑わっていますが、私にとっての12月24日は……
競馬の有馬記念と競艇の賞金王決定戦でございます。
今年も全力でこの2つのレースを予想して行きたいと思います。
競馬/第62回 有馬記念を予想する
さて今年の有馬記念の1番の注目はこのレースを最後に引退するキタサンブラックが有終の美を飾ることが出来るのか?ですね。
キタサンブラックといえば前走のジャパンカップで3着。鞍上の武騎手の言うところの『レース中の落鉄』が原因とも言われていますが、果たして実際のところはどうなのでしょうか?
この記事の執筆時(23日・22:15現在)キタサンブラックの単勝は1.8倍の1番人気。
2番人気のスワーブリチャードが5倍なのでまさに圧倒的支持を集める中、果たしてキタサンブラックはその期待に応えることが出来るのか?を考えてみたいと思います。
第62回有馬記念出走表
(12月24日中山競馬場11レース/芝・2,500M 発走15:25予定)
1番人気キタサンブラックは絶好枠とも言える1枠2番。
一方、2番人気の3歳世代代表としてスワーブリチャードは7枠14番で外枠になりました。3番人気は前走ジャパンカップでキタサンブラックを突き放し、ダービー馬レイデオロの追撃を交わして優勝したシュヴァルグラン、こちらは5枠10番と内・中・外枠に有力馬が分かれる形になりました。
人気においてはキタサンブラックが1倍台と圧倒的な人気になってます。
天皇賞・秋という超過酷レースの影響
今年の天皇賞・秋は不良馬場の中、大変に過酷なレースとなりました。
その中でキタサンブラックが勝利を収めたわけですが、その過酷さ故に次走のジャパンカップでは3着に敗れたと私は思っています。
実はこの天皇賞・秋に出走した馬ですが、まだ1頭もその後に勝利を収めていなのです。
最も先着してるのが中日新聞杯でのミッキーロケットの2着。
確かにローテーション的に考えると天皇賞・秋→ジャパンカップ→有馬記念の馬が多いのでデータ的に成立するとは言い切れない部分もありますが、それでもディデンバーSで一番人気に推されたグレーターロンドンは3着、中日新聞杯に向かったミッキーロケット、ロードヴァンドールなども勝利に届かず、香港組のステファノス・サトノアラジン・ネオリアリズムも勝利には至っていません。
そのことを省みると天皇賞・秋と言うレースが如何に激しく過酷なレースだったと想像が出来ます。
それを考えるとこの時点に置いてもキタサンブラックの体調が戻っているのか?という不安がふと頭をよぎります。
キタサンブラック宝塚9着の謎
キタサンブラックは春のグランプリである宝塚記念は想定外の9着という結果に終わりました。直線で気持ちが完全に抜けていて未だにあの着順は謎のままです。
しかし考えてみれば春も新設された大阪杯、そして天皇賞・春と2つのG1に勝利したとのレース、そこに見えない疲れが蓄積されていた可能性はあります。
ちなみに春の総決算である宝塚記念も年末の総決算である有馬記念もキタサンブラックは未勝利。そこに少しばかりの不安は確かに存在します。
それでも今回キタサンブラックを推すたったひとつの理由
……という訳で少しネタバラシです。私は今回の本命にキタサンブラックを推しています。今からキタサンブラックを推すたったひとつの理由について書きたいと思います。
天皇賞。秋を1着で終え、キタサンブラックのレースがジャパンカップと有馬記念と知ったときに私は『2つとも…と言うのは無理だな』と思っていました。
そしてジャパンカップ、キタサンブラックが3着に敗れたときに『有馬はキタサンブラック』とほぼ心に決めました。
いずれかのレースに勝つと思っていた…という事も勿論ありますが、それに繋がる根拠がもう一つあります。
キタサンブラックは『古馬になってから負けたレースの次は必ず勝っている』ということです。
3歳、有馬記念で敗れた後、古馬になってからの緒戦、産経大阪杯(G2)で2着と敗れてますが、古馬の最初のレースが大阪杯の2着と考えると、その次の天皇賞・春は勝利を収めています。
その後も4歳時の宝塚を3着で負けたと思ったら次走の京都大賞典とジャパンカップに連勝し、4歳時の有馬記念で敗れたあとは5歳の大阪杯、天皇賞春を連勝、宝塚記念でまさかの9着かと思えば次走の天皇賞・秋に勝利するなど、負けては勝ち、負けては勝ちで常に挽回の競馬をしてきたキタサンブラックなので前走ジャパンカップで3着に敗れたからには次走では勝利するという1つのパターンのようなものが出来上がります。
確かにふわん要素は多いです、ですが、やはり今回は勝ちの可能性に賭けてみたいと考えています。
あと、こんな事を言うと「ああ、甘っちょろいなぁ」と言われるかも知れませんが、やっぱり競馬と言うものはどこかドラマ性を大切にしている所があります。
勿論キタサンブラックだけがドラマの中心だとは思っていません。
他の馬にもそれぞれのドラマ性があると思います。
ただ今回に限ってはキタサンブラックを主人公とした一つのドラマを観てみたいなぁ…という気持ちにあります。
以上のことから今回は…
キタサンブラックを本命で勝負したいと思います
本命の相手探し、果たして?
今回はキタサンブラック1着固定の2連単で行こうと思います。
相手の1番手は…
サトノクラウン
(6枠12番)
明日、少し雨が降るようです。雨が降るとなるとやはり道悪実績に厚いサトノクラウンが頭に浮かんできます。今年の宝塚記念馬であり、天皇賞・秋は猛追の2着。
前走ジャパンカップは明らかに疲れ残りの10着でしたが、あのレースだけで見限るのは流石に早計だと考えます。
続いて2番手は…
スワーブリチャード
(7枠14番)
『今年の3歳は強い』今年はそんな言葉をよく耳にしました。そんな強い3歳の中で今回の有馬記念の大将格がこのスワーブリチャード。
ダービー2着の実績と前走アルゼンチン共和国杯を2馬身1/2の先着で勝利、ローテーション的にも大きな疲れは無く、斤量は古馬よりも2キロ軽い55kgでの出走。
そのあたりはジャパンカップでキタサンブラックに先着したダービー馬レイデオロを思い出させますね。
何よりも今年最も話題を読んだミルコ・デムーロ騎手が騎乗するという事で注目が集められていますね。
春のオークスから秋のマイルCSまでの10回のG1で全て3着以内。
今年のG1は6勝で有馬記念でもし勝てば歴代年間G1勝利の新記録がかかっています。
現在、5倍台の2番人気に推されていますね。
他に
ヤマカツエース(1枠1番)
レインボーライン(4枠8番)
シュヴァルグラン(5枠10番)
というわけで…
買い目としては
馬単
2-12 2-14
この2つを本線に
2-1 2-8 2-10
と流して、合計5点で勝負しようと考えています。
なにはともあれ無事でレースを終えて欲しいと思います。
それでは競馬メインの皆さん、良いお年をお迎えくださいませ!
……って、今年はもう1個G1が………うーん、いまいち締まらないなぁ。
競艇/賞金王決定戦・優勝戦(決定戦)を予想する
さて、競馬・有馬記念の余韻も冷めやらぬ1時間後の16時35分ごろ、大阪の住之江競艇場では『BOATRACE GRAND PRIX 賞金王決定戦』の最終の12レース。
賞金1億円をかけた戦い賞金王決定戦が行われます。
そしてその舞台に立つ6人の競艇選手は以下のようになります。
第32回 BOATRACE GRAND PRIX 12R賞金王決定戦
(住之江競艇場 場内締切16:34予定)
1号艇 桐生順平vs2号艇 井口佳典 一騎打ち?
何時もだったら1号艇を最有力として1号艇から舟券を組み立てて行くのですが、今回は2号艇の井口佳典選手が物凄く怖い。
今回井口選手が引いたモーター10号機がちょっと洒落になってない程のエースモーター。
伸び良し、回りよしとそれを証明するかのようにスタートも出走3レースすべてゼロ台スタートで圧巻の伸びを見せて先頭に立っていた。
土曜日11Rに至っては5コースから0.1秒スタートからの大まくりがちょっと凄すぎました。
桐生選手は確かに1号艇かなりの有利ではあるのだが、この井口選手がかなり怖い。
ちなみに最初見出しに『1号艇 桐生順平vs2号艇 井口佳典 一騎打ち!』と、まぁ『!』をつけていたのだが。途中から『?』に変わった。
そう、もう一人今節の怪物を見つけてしまったのだ。
今回4号艇で出場する石野貴之選手。
井口選手が11Rで見事なマクリを決めたすぐ後の12R。
今度は石野選手が5コースからの大マクリで1号艇の桐生選手を押さえ込んで1着に。
こうなってくると『井口vs石野』でも良いんじゃ無い?と思われるところだが、この12R実は石野選手よりすごかったのが実は負けた1号艇の桐生選手。
1週目の1マークで完全に他の艇の引波に飲まれて一度はほぼ最後方に近い5番手まで追いやられた桐生選手。
進路を外に向けるやいなや大外から全速旋回を連発。ゴールする頃には2番手まで順位を上げていったから驚きである。
このレースで2着に入り、見事に優勝戦の1号艇をもぎ取った形になった桐生選手もすごい。
とにかくこの3人がちょっとヤバイ。
という事で、1号艇 2号艇 4号艇を中心に舟券を組み立てて行きたいと思います。
今回の買い目はこちらです
3連単
1-2-4 1-4-2 1-2-3 1-4-3
仮に1が飲まれる事を考えて…
2連単
2-1 4-1 2-4 4-2
あんまり買い目を増やしたくないのでこの7点で行こうと思います。
3の峰選手がちょっと薄いかなぁ…と言う不安がありますが、ここは競艇と言うことで点数絞って考えたいと思います。
もしも買うという方で少し点数広げても良いよという方がお見えになりましたら…
1・2・3・4の3連単ボックスを何気にオススメしますよ。
しかし流石に年末の大一番ですね。レースの迫力が物凄いです。
選手の鬼気迫る走りがやっぱり頂点を決めるのに相応しいシリーズになっていますね。
長く競艇を見ていると、見始めた頃はまだ若手だった選手が確実に成長して頂点を目指していってるという世代交代なども見ることが出来ます。
今年のGRAND PRIXはまさしくそれを感じずにはいられない1年の総決算になると思いますのでとても楽しみです。
あとがき
毎回、反省会をレース後に。この後書き足すのですが今回は少しだけ趣向を変えてみたいと思います。
どのようにするかはちょっとまだ秘密です。
ええ、私…今年から『あること』を始めまして……。
それについては暫くお持ちくださいませ。
では、皆さんメリークリスマス!
有馬記念&賞金王決定戦の結果追加(2018年1月1日追加)
私、2017年の11月からYouTubeでの活動を開始しておりまして、今回の有馬記念と賞金王決定戦の観戦記録も動画にしております。
『????』
と言うツッコミどころがあるかと思いますが、よろしかったらコチラの動画も御覧くださいませ