さんじゅうろうの覚え書き

不治の中二病を患っている中年男『さんじゅうろう』の他愛のない覚え書きです。10年後には立派な黒歴史になっているかもれしない。

【Oh!脳】DAISOで売っていた100円本をしゃぶり尽くしてみた

今回は 先日、DAISOで購入した1冊の本を元にして、それをしゃぶり尽くすかのように紹介してみたいと思います。

購入した本はこちら

f:id:moge1967:20161113075352j:plain『脳を鍛えるためのいい習慣』

何となく手にとってパラパラと確認したら、『これは案外と良いネタになるのでは?』と感じて、素人ながらに紹介をしてみようと思ったのです。

この記事を書くにあたって、私は『ある事』を意識しながら書いています。そちらについては最後の部分で触れると思いますので、もしよろしければそちらの方も御覧くださいませ。

ーはじめにー 習慣次第で脳は鍛えられる

この本によると、個人差もあるが脳は10歳位までに大人の90%ほどの重さになり、その後は緩やかに成長をしていき20歳くらいで完成するとあります。

また、脳細胞自体の数は生まれた頃から変わっていなくて、脳細胞をつなぐ回路のようなものが存在していて、その構造が複雑になればなるほど、脳の重さが変わり、この回路は大人になっても組み替えられており、脳の回路を成長させていけば、年齢と関係なく物事を考える速さや集中力そして記憶力を高めることが出来ると書いてあります。

その為に日々の生活の中に良い習慣を取り入れて、脳の活性化を促すことが大事らしいです。

 それでは『良い習慣』とは何か?

この本には54の用例が掲載されてますが、その全部を紹介すると商売妨害にもなりかねないので、目次から気になった項目を幾つか抜き出し、それに私なりの所感を加えて紹介したいと思いますので、今回は『概要』と『所感』を分けて書いて行きます。

 

脳を鍛えるコミュニケーションの習慣

まずは家族や友人・他人とのコミュニケーションから覚えておきたい習慣を紹介します。 

 

異性との会話を楽しむ

ー概要ー

脳には右脳と左脳を繋ぐ脳梁という部分があって、女性の方が少し大きいらしい。それによって、女性は一度に沢山の情報を得ることが出来るが、話が飛んだり取り留めのない話を延々としてしまう傾向にあるらしい。一方男性は脳梁の部分が小さいので一度に多くの情報を得ることは出来ないが、左脳に集中させて論理的な会話をすることが出来る……だとか。

脳の構造が違うので、会話の内容も男女では違って来て、男性は会話に結論を求めがちだが、女性は会話そのものに重点を置いているというのだ。そういった特性の違いを意識しながら相手に好印象を与えられる様に考えながら喋ることは脳の活性化に良いということらしい。

ー所感ー

なるほど、確かに男性と女性は体の構造が違うので、見えない部分にも違いがあるのかもしれないけど、個体差として考えたらそこからまた違いが出てくるのかもしれないですね。

『ついている・ついてない』と言う決定的な違いはありますが、男女ともに個体差があり、『大きい・小さい』というのもありますからね。全てに当てはめるのは些か難しいような気がします。

しかしながら、私も女性と話すのは大好きですよ。この好意を伝えるのにどうしたら良いだろうと日夜、そればかり考えていた時期もありました。友人らからは「おまえはわかり易すぎるなぁ」と言われていましたが、それも手の内だったんですけどね。分かりやすいと言う事は対象の女性にも伝わっていると言う事ですからね、そうやって相手の反応を見るのも手の一つだと思います。ぶちゃけ下心全開だったんですけどね、ただ中途半端な下心では無く、真剣な下心だったと思いますよ。

最近、すっかり異性と会話する機会が少なくなったなぁ(嫁には無視されるし…)

誰か私とお話だけでもしれくれませんかね?(笑)

 

 

趣味の成果を知り合いに見せる

ー概要ー

何も楽しみが無いと思っていると、普段使っている脳だけを使う事になり、変化に乏しいために新しいことを覚えていく脳の回路が衰えていってしまうので、楽しいことを見つける為になにか趣味を持ちましょうと提案しています。

そしてその趣味は知り合いなどに見せるなど発表する事で、何らかの評価を貰うと良いともあります。時には手厳しい意見もあるかもしれませんが、それは自分で気が付かなかった部分として創意工夫のヒントにもなるので、積極的に意見を聞いて行きましょう。

もちろん好意的に評価されたりしたら、自分のモチベーションも高まりますからね。更に工夫を加えて、更に良いものにして行けるでしょう。

 

ー所感ー

そうですね、これにはかなり同意出来ます。私は多趣味で何かと首を突っ込む傾向にあるのですが、その中にイラストと言う趣味があります。良く100均で買ってきたスケッチブックに黙々と絵…というかイラストを描くのです。コレには同様の趣味を持った友人がいて、友人のイラスト見て刺激を受けたりして注意する場所を意識したり、確認したりしていました。

確かになんらかの評価があることで自分自身にマイナスにはなりませんでしたね。

 

 

叶えたい夢を周囲に発表する

ー概要ー

もし、叶えたい夢や達成した目標があるのなら、惜しむこと無く自分の想いを誰かに伝えることは脳の活性にとても良いらしいです。

夢を叶えようと本気で考えている時は脳がフル稼働して、新しい回路が生まれやすいそうです。そして、それをどうして人に伝えなければならないか?と言うと、夢の達成までのプロセスを相手に分かりやすく伝えるのは脳に相当の刺激を必要とするかららしい。

丁寧に噛み砕いて分かりやすく説明することは、自分にとっても再確認出来る作業になり、同時に適度なプレッシャーを与えることで自分を背中を押すことにもなります。

 

ー所感ー

 これを見て直ぐに頭に浮かんだのは、例の大学中退起業家のI君のことです。確かに自分の夢を他人に語ると言うのは大事なことかもしれません。自分自身に軽いプレッシャーをかけるのは、少々辛いことなんですが、それが原動力になる場合もあると言うことは、何となく自分もブログで『次回予告~』とかやりながら感じますね。

ハードルを上げてみる事で、その説明が必要になったり、勢いをつけたりするのには有効なことかもしれません。

あのI君もそんな事を考えていたのかもしれませんね。

 

 

選択肢を用意して話す

ー概要ー

何かの提案をする時は一つだけのプランを提示するのでは無く、3つほどのプランを提案すると良い。相手に伝える時は「このプランの利点は○○ですが、欠点は○○です」など、自分の中で利点と欠点を把握し、相手に伝えることで、相手に選びやすくする事に心がけると良い。

そのような段取りを常に頭に置いておくことが重要と言う事らしいです

ー所感ー

幾つかの選択肢を用意すると言うことは自分が最善と思う案に誘導していく方法としても有効だと思います。話の構成などでよりよい方法に導いていくのです。その為に手の内を明かしてみたり、絶対あかせない手の内が存在したりと……。まぁ、その辺りは話の構成力が重要になってくると思いますが、それを事前に考えて準備しておくことも戦略として常に脳をフル回転しておかないと行けない部分なのかもしれません。

 

 

世代の離れた人とじっくり話す

ー概要ー

「これだから最近の若いヤツは……」とか「本当に年寄りの古臭い感覚は…」と世代間ギャップを感じさせる様な愚痴やボヤキを耳にする事があります。これに対して同意するのでは無く、異なる世代の考えを理解しようとする事は脳の活性にとても良いらしいです。

同世代の人間同士でも価値観が違ったりするわけですから、コレに世代が加わると更に価値観の違いがあるのは当然だが、そんな中にも冷静に共通点を探って見ること、分からないを好奇心に変える思考が大事。

ー所感ー

これはよく分かる。ネットでも『老害はダメだ』と言う意見や『若いやつはダメ』と言う話を見ると、なんて視野が狭いんだとため息をつくことがあります。年配者の意見としてになりますが、自分自身にも若い頃はあって、そのときも『最近の若い奴らは…』とか『新人類』などと揶揄された時期がありました。私も結構色んな仕事をしてきましたけど、何故か同世代や年下では無く年上、しかも結構年上の人と接する機会が多かったです。

正直言って、中にはいけ好かない人間もいましたが、それはあくまでその人が嫌いなだけで、年配だからどうのこうのと言うことはありませんでしたね。世代ってなんだかんだ言って何処かで必ず繋がっているものなので、『分からない』と一瞬は思っても本当に分からないなんてことは無かったです。 

 

 

脳を鍛える家での習慣

SNSで毎日日記をつける

ー概要ー

代わり映えの無い毎日はその日食べたものでさえ、忘れてしまう様な事になりかけ寝ない。

そこでSNSで日記をつけるのはどうか?と言う提案。

紙と鉛筆で発信しない日記を書くのと違い、取り柄れた情報を整理して、人に伝えるために書くという行為は次第に上手に伝えるために表現を工夫したりと、自分で考える力を必要とします。それに加えて、何気に事にも「ネタ」を追い求めて意識して目を向けるようになるのです。1日にあったことを夜、思い返しながら日記をして記録して公開する行為そのものが頭脳を働かせる行為に繋がります。

ー所感ー

全くもってそのとおりですね。これを今更感想にするのも何ですが、今まさにリアルタイムで私がやっていることなんですよね。もっと多くの人に見てもらいたいとか考えながらネタも考えますし、工夫も色々と常に考えています。本当にときどき頭痛が収まらない位に考え事をすることがありますからね。脳みそ全開にしすぎて、逆に思考停止してしまうという事も度々ありました。

 

 

テレビを見ながら言葉をリピートする

ー概要ー

テレビ、特にナレーションのあるものやニュースの音声など、耳に入ってきたものを一字一句間違えないように繰り返して声にするトレーニングは脳内にある聴覚に関する領域に効果があると書かれています。最初は短い文語から始めて、慣れてきたら長文を聞き取って声に出して繰り返す。結構簡単な事に感じるかもしれませんが、結構な熟練度が必要とされるので、脳のトレーニングとして取り入れることをお勧めします。

ー所感ー

確かにこれは良いトレーニングになるかもしれません、少し話は違うかもしれませんが、この概要を書いている時に何度も何度も本を読み返していたんですよね。一回では覚えきれないんでしょうね。こういった部分で記憶力の衰退を感じてしまっているわけですが、このトレーニングには注意が必要ですね。1人でテレビに向かってブツブツ呟いているところを家族にでも見られるようなことがあれば、『ああ…いよいよか…』と思われかねないですからね。出来れば周りに人がいない時にやるのがベストですね。

 

 

二日前の出来事を日記ににする

ー概要ー

記憶には『感覚記憶』(刺激から無意識に記憶)『短期記憶』(意識的に記憶するように勤める)『長期記憶』(意識的に長期に記憶させようとする)などがあって、短期の記憶のように直ぐに忘れてしまうものを意識して長期に定着させるため行動は重要。(漢字の書き取りなど)。意識的に思い出そうとすることは長期の記憶に移行させようとする事柄で、二日前の日記をつけることはそのトレーニングに最適。全部を覚えていなくても『食べたもの』『逢った人』など、テーマを決めて行うのも効果的。

ー所感ー

 これはよく言われていることですね。『二日前に何を食べたか?』などは脳トレのゲームにも出てきそうですからね。この中で感覚記憶という言葉が登場しますが、外的刺激にかかわらず精神的に感じたストレスとかに対しても変に記憶に刷り込まれることってありますよね。

ちなみに今日の昼に食べたものはスーパーの特売の弁当(300円)昨日もそれで、一昨日もそれでした。その前もそれでしたし、更にその前もそれでした。

夕食は今日は肉炒めで昨日がコロッケ、その前が肉炒めでその前がコロッケ。うちは嫁さんが料理が苦手なおかげで思い出すよりもローテーションでほぼ決まってるんですよ、炒め物か揚げ物なんです。『何食べた?』はあんまり私には効果がないのかもしれません。

 

 

新聞の記事を音読する

ー概要ー

声を出さすに読むことは『黙読』一方、声を出して読むことは『音読』と言いますが、脳への刺激を意識するのであるのならば『音読』がオススメ。『音読』のプロセスは並んでいる文字列を文章として認識し、それを目で追い、文字の種別の認識をして、文字の意味や読み方をを確認し、どう発音するかを考え、その文字の意味を考えて始めて『声』として発声されます。

この音読に適しているのが『新聞の音読』常に新しい情報を音読することで、『話す能力』を鍛えます。『最近、人と会話してない』という方は注意が必要。

 

ー所感ー

 我が家は新聞をとってないので、新聞を音読することは出来ませんが、そういう意味じゃないですよね。『常に新しい情報を発信するものを音読する』という意味ですね。

……という事で他の人が書いたブログを音読してみましょう。

『なになに?オティンティ…いらすとやのイラストを加工して…』

すいません、音読するブログを間違えてしまったようです。

抑揚や感情を込めて何かを音読するという事に関しては以前紹介した『外郎売』(ういろううり)は結構良い感じに頭に刺激を与えられると思いますよ。

 

 

ペットに自分の頑張りを伝える

ー概要ー

脳の中には『間脳』と言う自律神経の中枢部、神経のバランスを整える部位があります。

この場所で交感神経と副交感神経のバランスを調整します。

交感神経は活発に活動している時に作用する他、ストレスや緊張といった場合でも強く作用します。一方、副交感神経はリラックス時、入浴や睡眠などで作用すると言われています。

交感神経のみが偏って活動する状態が続くと脳に疲労が蓄積されやすく、頭痛・倦怠感・不眠などの原因となります。それを避ける為にはリラックスによって作用する副交感神経を作用させ間脳のバランスを維持することが大切。近年、ペットとの交流によって、副交感神経が活性化されるとの報告例もあり、アニマルセラピーが注目されています。

一見、ペットに話しかけると言うのは、端から見ると『独り言』の様に見られるかもしれませんが、この『独り言』によってかかる自己暗示が重要とも書かれています。

ー所感ー

 私の住処はペット禁止ですし、ペットが飼えない環境なので何とも言えません。しかし以前、熱帯魚を飼っていた時は癒やされましたね。コレが副交感神経に作用していたんですかね?何ともいない癒やしがありました。確かに交感神経などを多用していると神経的にバランスを崩しやすいですね。要するに無理は禁物ということかと思います。

私も長時間パソコンの前に座って、文字を書いていますと突然癒やしが欲しくなりますからね。昨日もこの概要をまとめながら長時間座って作業していたのですが、突然立ち上がり本棚から『ツルモク独身寮(全11巻)』を取り出し、人には見せられない格好で読破してしまいましたからね。適度な休憩は必要なのかもしれません。(え?私の場合は単純に集中力が……)

 

 

  

脳を鍛える外での習慣

一歩家から外に出ても、様々な脳を鍛える方法があるようです。外出先で脳を鍛えられる幾つかの方法について紹介します。

降りたことのない駅で降りてみる

ー概要ー

日常生活の中で使っている駅や会社の場所、普段よく行く店などは頭の中に位置情報がインプットされているので、案外無意識の内にたどり着くことが出来ます。しかし、脳の機能を高めるためには時として知らない場所を歩いてみることをオススメします。

その街にある案内版を頼りに目的が無くフラフラするのも良いし、何か興味のあるものを探しながら歩くのも良いかもしれません。初めて見たはずの風景なのに何処か懐かしい風景と出会うかもしれません。そういった新しい発見や記憶の断片をつなぎ合わせることで、新しい回路が生まれてくると思います。いつも使っているルートとは別の道を使って目的に向かうのも良いです。道と道の繋がりを意識してみることも大切です

ー所感ー

 これは凄く分かるんです。私が以前3年半くらいタクシードライバーをしていたと言うことは語ったと思いますが、夜中に最後のお客さんが県外だったり、ちょっとした長距離だった場合はそのまま帰るのではなく、帰り道のルートをよく変えていました。

それ以外にも余り行ったことがない場所に行った場合、お客さんを降ろした後にあまり次のお客さんを乗せることを意識せずにその辺をウロウロとしていましたね。道の繋がりを確認しながら地図を頭に叩き込んで行った感じ。

基本的に各方角にメインとなる道路が存在して、そのパターンを覚えておけば、ある程度の業務はこなせるんですけど、そのメインの道路に乗っかるまでの道筋はそれなりに覚えなければならなくて、できるだけ最短で最速の場所を探していましたね。

あと、マーキング行為。私はコンビニがあると一度は必ず寄っていましたね。それをシンボルとして道を覚えていきました。ほら、コンビニってトイレがあるでしょ?まさに犬のマーキングのようですね。

窓から外を見て看板や人を探す

ー概要ー

電車の車窓から見える風景、人並みにふと目をした時に、そんな時でも脳のトレーニングは可能。例えば流れる電車の車窓から頭の中で決めた『ある特定の文字』を探してみたり、人波野の中で『赤い服を着ている人だけ』探してミリ『帽子をかぶってる人』を見つけてみたりするのです。目に飛び込んくるこれは空間認識力と動体視力を養うそうです。

 ー所感ー

この見出しを見た時につい山崎まさよしの『One more time 、One more chance』の歌詞を思い出してしまいましたよ。♪いつでも探してるよどっかにキミの姿を、自販機の下、ゴミ箱の中、こんなとこにいるはずもないのに…

って、ホームレスかい!(すいませんハテナ的に歌詞まんまはマズイと聞いていたので……)

……と小ネタは置いておいて、この試み自体は良いような気がします。

例えば人波を眺めながら1人でしりとりをしてみたりするのです。

で、しりとりに関連しそうな人を見つけるとかね。もう頭フル回転ですよ。

ビルの看板の文字をつなげて言葉を作るのも良いかもしれませんね。

 

 

こっそり人間観察してみる

ー概要ー

本来、他人の行動や外見を見ただけではその人の内面はわかりませんが、それを自分なり『推理』することは出来ます。例えば『スマホを見ている人の表情が突然変わった……なぜ?』など自分の想像力を働かせて、色々と想像したり、その人の行動予測をしてみる。

その応用として知り合いなどの言動が行動の変化を普段から気にかけてみましょう。

人間観察は自分の想像力を鍛える事にも繋がります。

 ー所感ー

これもタクシー時代の話をすると、運転中の視野は多分物凄く広かったと思います。お客さんを乗せていない、いわゆる空車の状態で街を流している時は間違いなく10秒先の展開を予想しながら走っていました。安全運転は当然の事ながら歩道にも目を配らなくてはいけない状態でビルから人が出てくる、その人がタクシーを使うか否かの挙動まである程度の予測をしながら走っていないといけない。そうでないとお客さんを拾うために無理に急ブレーキをかけたりしなければならないし、そうなると後続車に追突される危険性もありますからね。観察と予測でかなり広い視野を必要とするわけです。スムーズに車を停車させお客さんの前でドアを開けるのも案外難しかったりするのですよ。初心者の頃は10mくらい過ぎてから停車するとか、結構迷惑をかけてしまいました。

 

脳を鍛えるちょっとした習慣

普段絶対に見ない映画を観る

ー概要ー

新鮮な体験は脳に刺激を与える為にエンターテイメントを活用するのはとても有効な手段の一つです。例えば映画鑑賞、映画にも色々なジャンルがありますので好きなジャンルやちょっと苦手なジャンルが存在するかと思います。そんな場合、評判は良いが、普段ではなかなか観ないようなジャンルにあえて飛び込んでいくと言うのも良いかもしれません。そこに新しい発見があるかもしれません。ただ、映画を鑑賞するだけでは無く、上映前に館内に入る客層などにも注意深く意識を向けたり、その人達の上映後の振る舞いを観察するのも良いかもしれません。

上映中は更に頭をフル稼働させて、今観ているシーンは盛り上がりどころなのか?物語はこの先どの様に展開していくのかを想像しながら観るのも良いと思います。

鑑賞後は自分の気持ちに問いかけてみると良いでしょう。普段観ない様なジャンルの映画に新しい発見があり、実は自分の好みにピッタリだったけど、今まで理由もなく避けていた……という事があるかもしれません。もしそうでなくとも『なぜこの映画の評判はいいのか』などの考察をしてみると良いかもしれません。

 ー所感ー

映画はビデオなどと違って一発勝負になりますよね。気になる場面があったからと言って巻き戻すことが出来ない。ですのでかなり集中して観ることになります。

しかもそれをブログで感想を書くとかの目的を持ってしまったりすると、客層やロビーの雰囲気やとにかく意識する部分は多くなる。『君の名は。』は「感想書くぞ」という前提で出かけたので、それはそれはもう神経をすり減らしたものです。帰ってきたからぐっすり寝てしまい、目覚めた時に内容を忘れかけていたくらいですからね。

あと、ビデオに関してですけが、これもブログネタの繋がりになりますが、「君の名は」(1953年の方ね)を観るまでは古い映画(特に邦画)は殆ど観てなかったのですが、観賞以来、何かに目覚めてしまったアマゾンプライムを利用して古い映画を結構観ました。

1950年台の邦画はすっかりアマゾンプライムの対象から外れてしまいましたが、機会があったらまだまだ観たい映画がありますので、突撃してみたいですね。

 

昼寝して脳をリフレッシュする

ー概要ー

昼寝などをして、脳に休憩をあたえるのはとても良い習慣だとされています。

一回の睡眠時間が10分~30分程度でもかなりの効果があり、作業の効率が低下したときに効果を発揮します。また、午前中に覚えたことを睡眠によって記憶に定着させることによって長期記憶として保存する効果もあるらしいです。

ただし…、それらはあくまで前日に十分に睡眠をとった上の事で、睡眠不足の体に短い昼寝を行っても逆に疲れてしまう事もあります。また、昼寝の時間を長く取りすぎてしまうのも覚醒に時間がかかりすぎて逆効果になる場合も……。

あともし、眠ることが出来ないとしても、ただ静かに目を瞑っているだけでも効果があると言われています。

ー所感ー

これは一時話題になりましたね。昼寝はリフレッシュに効果的だと。その部分だけを切り取って、睡眠不足の中昼寝をして寝すぎてしまってボケっとしたした状態になってしまったり、結構失敗しました。確かに目を瞑るだけでも効果があるのは感じます。

目を瞑って頭を回す運動をするだけでかなりリラックスができますからね。

作業に適度な休憩を挟むことによって、その後の作業効率を高められると思います。

 

好きな絵を参考に絵を書いてみる

ー概要ー

絵を描く作業は文字を書く以上に脳内で沢山の情報を処理しなくてはいけません。そういう意味でも絵を描くことは良いことだと思います。絵心の有る無しはあまり関係なく、1から絵を描けなくても、そんな場合は模写でOK。絵画の模写でも良いですし、お菓子のパッケージのイラスト模写するも良いでしょう。別に模写するからと言って、似て無くても全然問題ない。

本来、絵を書く時は右脳が作用すると言われています。しかし、上手く描きたいとか上手く描けないと意識してしまうと左脳が右脳にブレーキをかけてしまうのです。そのような苦手意識を取り除き、好きなように絵を楽しんでみるのも脳の活性化には非常に良いことなのです。

 ー所感ー

イラストはよく描きますよ。但し我が家では私のスケッチブックに触れることはタブー。私としては見てもいいと思うのですが、それを見たことによってドン引きされる事、間違い無しだと思うからです。想像してみて下さい。自分の親のスケッチブックがかなりエロい絵で埋め尽くされていると言う状況を。流石にそれを考えたら、私も鍵付きの引き出しにしまっておかないといけないレベルなのかもしれません。

書き損じたイラストとか普通に破いて捨ててるけど、マジでシュレッダーにかけないといけないレベルですからね。

でも上手い下手関係なく楽しく描いているものは、その人の個性が表れていて、それは見る方にとっても楽しいものですよ。だから上手とか下手とは本当に意識しすぎない方が良いと思いもます。

 

外国語の勉強を始めて見る

ー概要ー

近年の研究で日本語と英語では脳内の別の領域で処理されている事が分かってきているらしいです。ということは母国語以外の言葉を同時に操れる事は脳内の言語領域を駆使出来る事に繋がります。そういった意味から外国語を覚えるということは脳に大きな刺激を与える事が出来るのでは?と言われてます。

確かにある程度、歳を取ると『母国語の強固な回路』が染み付いていて、なかなかハードルが高く感じられますが、強固なだけにそれをそれを克服していくことは脳への強い刺激になると思います。まずは第一歩として外国語への抵抗を取り除くために勉強では無く、遊びの一貫として取り入れてみるのも良いかもしれないですね。

ー所感ー

何度も挑戦しては挫折を繰り返している事、それが「外国語の習得」。英語のBlogやサイトがスラスラと理解できたら楽しいだろうなあ…と思いますからね。あと、字幕無しで映画とかも観たいなぁ。アマゾンプライムビデオの水増しの様な字幕なしB級映画とか理解できるようなると楽しいだろうなぁと思います。何となくのニュアンスは分かっても、突っ込んで感想がいえませんからねぇ。外国語、特に英語はペラペラになりたいですよ。

覚えたいのに苦手意識が邪魔をするんですよね…。より多くの人が使っている言語を覚えるのは自分の視野を拡げてくれる様な期待をしちゃいますからねl。

 

 

あこがれの人を目指してみる

ー概要ー

有名無名関係なくもしあなたに憧れの人がいて、その人の様になりたいと思うのであれば、その人を徹底的にリサーチして、その行動を実際に自分でも行ってみると良いと思います。

そのようにあこがれの人の行動を自分の習慣に取り入れることによって新しい発見が出来るかもしれません、実際には『スムーズに取り入れられるもの』もあれば『なかなか自分でも難しい』というものもあるかと思います。出来ないことであれば、『なぜ難しいのか?』と言う原因を自分で考えてみる事が大切だったりします。『あこがれる理由を考える』『あこがれの人になりきる』『あこがれの人に近づくためにはどうしたら良いのか考える』このような三段階のプロセスは自分以外の人への理解を深める事が出来るようになります。

ー所感ー

憧れている人……うーん…思い浮かばないなぁ。でも逆に自分のやりたい事がスンナリ出来てしまう人には憧れますね。そうやって考えると、憧れている人は0人でもあり、大多数の人たちでもあるんですよ。あこがれると言うより尊敬しちゃうんですよね、いわゆるリスペクトってヤツです。しかし……脳がどうこうって話題じゃなくなって来てるなぁ。 

 

心掛けや考え方で脳は鍛えられる

やりたことを決めてから出掛ける

ー概要ー

何処かに出かける時には何かしらの理由があるのは当然ですが、ここでは『出かけることによって自分にミッションを課す』と言う意味で捉えてみてく下さい。目標やミッションに向かって行動を考えて見るということは常に頭を働かしていると言うこと。なにも難しい課題で無くても良いのです。一つ目標をもって、それに対して行動を組み立てて行くプロセスが脳の活性化に繋がる。たとえ課したミッションが上手く行かなくても、なぜ達成できなかったかを考える事によって脳には良い刺激が与えられると考えます。

ー所感ー

やりたい事を決めると、それに対してのプロセスを頭に思い浮かべてしまいますね。

この項では達成させることよりも、そのプロセスこそが重要だと述べられているように受け取られます。例えば「何か美味しいものを食べたい」と思えば、事前にそういった店を調べてみたり、そこに至るまでのルートを思い描いてみたり、車で行くか?それとも電車を使うか?電車を使う場合は家を出る時間を時刻表に合わせてみるなどの下調べをしてみたりと色々な事を考えます。そういった行為そのものが脳を鍛えるということですね。

 

自分の意見とは反対の意見を考える

ー概要ー

何かを提案する時は「3つの選択肢を用意したほうが良い」と言うのは先に書いたとおりですが。物事には必ず自分の思っている事と逆の側面が存在すると考えて、自分の意見とは反対の事も考えてみましょう。それを考えた上で自分の意見が正しいと思える根拠を探すようにします。新聞や論評で言われている事の反対の意見を意識して考えてみる事によって、自分の考えを洗練させる事が出来ると書かれています。一つだけの考え方で事に挑もうとすると思わぬ落とし穴に遭遇する場合があります。それを回避するためにも自分と違う意見のことも考えて行き、その両方を擦り合わせることによって、自分の考えを洗練させていくのです。

 ー所感ー

自分が正しいと思っていることは一つかも知れないが、人の考え方は一つではありません。自分の正義の向こう側にはもう1つの全然違う正義が存在すると言うことを意識して常に考えてみることは大切です。反対の意見に惑わさせる前に想定される反対の意見を頭に置いておくことで、自分の考えを見つめ直す事が出来ると思います。

以前、私がブログを始めた時に「何となく否定的だったものを一度、肯定してみよう」と思いながら色々と挑戦してる内に、その中から新しい発見を見いだせる事があるかもしれません。

 

目的の為に何かを覚える

ー概要ー

1日の出来事を記憶して後から思い出すと言う行為は脳のトレーニングとしてはかなり有効です、この様にトレーニングを重ねれば、短期の記憶に留まっていた記憶が深化することで、長期記憶として保存されて行くのです。中には「何の目的も無いのにそんなには覚えられない」と、そのような 行為を苦手とする人もいると思いますが、それは「脳が物事への関心や好奇心を失いつつある」という事らしいです。すなわちこれは「脳そのものが拒絶反応を起こしている」と考えていいかもしれません。ぞんな時は『自分の目的の為に覚える』と言うことを組み合わせていけば良いと思います。

 

ー所感

この項で書かれている用例がちょっとだけ分かりづらかったので、もっと明確に目的を表すならば『勝負事』(ギャンブル)と言うのが分かりやすいかもしれません。

勝負事の目的は『勝つ』事です。そして勝つための方法を色々と考えます。

例えるなら公営ギャンブルがそうですね、競馬を例にしてあげると、月曜日に次の週の登録馬を確認して気になる馬と相手関係をチェック。そして前走までのデータやビデオで検討しならがら木曜日の追切り(直前の調教)をチェック。金曜日には土曜のレースの競馬新聞が出ますから、やるやらないに関わらずレースの予想。狙えるレースと狙えないレースを選別して、買い目と金額を書き出す。そして当日に臨む。それだけのプロセスを一週間かけて『勝つ為』に考えます。それを1年のレースを通じて行うのです。そしてこの一週間は1年に繋がり、10年に繋がっていき、経験という記憶の蓄積が構築されていきます。

『うわーん!18頭の組み合わせから3点選ぶとか無理だよ~』と6艇の組み合わせの競艇に舞台を移しても根本的には変わりませんでした。

この項目は目的を『勝負事』組み合えると分かりやすいかと思います。

お金を賭けるギャンブルを推奨するわけではありませんが、ギャンブルやってる人て元気ですよね。

ちなみにお金を賭けなくても予想するだけならタダですから、頭のトレーニングという意味で楽しんでみても良いかもしれません。

 

最後に

今回の記事は最初に気になる見出しだけを書き出して、その後に本を見ながら一項目2~4ページの内容を意味を変えずに10行前後に凝縮。最後に本を確認せずに書いた概要を元に所感を書き入れていくと言う方法で記事を書いてみました。『選別』『概要』『所感』の3つを分けるために記事を3周してみたのです。これは「多分、それぞれに使ってる脳の部位が違うだろうからなぁ…」と思ったわけで、脳を鍛える記事を実際に脳を鍛えながら書いてみたと言う実験が同時に行われています。(その為に通常より多い文字数と時間を要してしまいました)

本当は54の項目があるのですが、今回は一部だけ紹介させてもらいました。

そもそも100円の本ですから、それ以上の専門的なモノを求めるのは酷だと思いますが、興味の入り口としての役割は充分に果たしてくれていて、とともお買い得でした。

興味や好奇心はまた新しい興味に繋がって行きます。そうやって追い求め、自分で考えてくことが頭に良いんだなぁ…と、これは普段から思っていたことなんですが、改めて確認できたよな気がします。

脳みそは疲れ切ってシオシオになってしまいましたが…。